俺の国語辞典

辞書好き。気になる言葉のメモや思考の記録です。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

しるいとは

意味:道がぬかるんでいる 雨や雪の影響で道路に水たまりができている状態。もしくは泥だらけになっている状態。関西圏でよく使われる表現。

破城槌(はじょうつい)とは

意味:城門、城壁などを破壊する攻城兵器 除夜の鐘の撞木(しゅもく)のような丸太を数人で抱えて目標物に叩きつける。籠城側による上からの攻撃に備えて櫓のような屋根を備えた形に進化した。

認知的ウォークスルー(にんちてきウォークスルー)とは

意味:ユーザビリティの専門家がユーザーになりきって対象ウェブサイトを評価する方法 専門家と実際のユーザーとで知識や文化が似ている場合に実施される。タスクとゴールを設定した限定的な評価であり、小規模のため実施にあたり関係者の賛同を得やすい。

テレコとは

意味:あべこべ 手順が逆だったり、立場が入れ違いになっていること。関西でよく用いられる言葉。言外に過ちの意味合いを含むため要修正を意味することも。

主語が大きい(しゅごがおおきい)とは

意味:発言者のグルーピングが不適切 個人の見解に過ぎない単なる持論に箔をつけるため、さも多数の人間の総意であるかのように語る方法。具体的には、「私は」と言う代わりに、「我々は」「日本人は」「男は」「人類は」などとする。子供がおもちゃを買って…

相槌美人(あいづちびじん)とは

意味:(悪い意味で)解語の花テレビ番組でもっぱら相槌を打つだけの美人女性アシスタントを嘲って言う言葉。

おためごかしとは

意味:上っ面だけの偽善者いかにも他人のためにやっているようでちゃっかり自分の利益だけを考え行動する者のこと。

権利の上に眠る者は保護に値せず(けんりのうえにねむるものはほごにあたいせず)とは

意味:行使されない権利は無いものとする 権利があっても知らなかったり行使しなければやがてその権利は抹消されるという意味の法格言。時効の根拠となる考え方。この語の身近な例として、有給休暇の取得が当てはまる。

サブモダリティチェンジとは

意味:記憶を書き換えること 記憶する対象にまつわる付随要素を頭の中で書き換えることで、対象への苦手意識をなくす。例えば、苦手な人をイメージしたら、その背丈を掌に乗るサイズまで小さくし、表情を困り顔、喋る声はヘリウム声にする等、自分がリラック…

【中国語】女大十八変(nǚ dà shí bā biàn じょだいじゅうはちへん)とは

意味:女性は成長とともに変わる 多くは容姿が美しくなることを意味する。十八回変化するのではなく、十八歳ごろに変化するということ。

葵祭(あおいまつり)とは

意味:性的不能な男 性能力がなく女性の土手に触れるだけで終わる男。京都三大祭りのひとつ葵祭では、祭の行列が鴨川の土手をひたすら練り歩くということから。

パラリーガルとは

意味:弁護士のアシスタント 法律事務所等にて弁護士の監督のもと法律業務を行う。パラは「副」、リーガルは「法律」。弁護士法で弁護士以外の者による法律業務は厳しく制限されているため弁護士の監督は欠かせない。

がっちゃんことは

意味:合体すること 別々の書類を一綴りにしたり、複数の成果物を取りまとめたりすること。擬音で幼稚な印象のする語だがビジネスシーンでわりと使われる。

青嵐(あおあらし)とは

意味:初夏に吹く強い風 青々とした葉が茂る初夏に、木々の間を強く吹き抜ける清涼な風。夏特有の蒸した熱気をさらっていく。

星はすばる(ほしはすばる)とは

意味:星はやっぱりスバルに限る 枕草子の有名な一説「春はあけぼの」と同じ調子でつづられた清少納言の好きなもののひとつ。流れ星に尻尾がなければもっといいのにと結んでいる。

認知的再評価(にんちてきさいひょうか)とは

意味:現実を別の視点で捉え直すこと 困難な状況に直面した際、まともにそれを受け止めるのではく自分に都合のよい解釈をすること。第三者の視点で捉えたり、ゲームに見立てたりする方法が挙げられる。結果として人にポジティブな気持ちを起こさせ、よい結果…

スクルージ効果(すくるーじこうか)とは

意味:死が思いやりを育む効果 自分の死を意識すると他者に対して親切で寛大になれる効果。震災後に絆が高まった日本が好例。スティーブジョブズはメメントモリの精神で困難な意思決定をした。脅威管理理論として学術的に研究されている。

黒騎士(くろきし)とは

意味:悪に忠誠を誓った騎士 ファンタジー世界での呼称。背徳、不敬、無慈悲など騎士道にもとる精神性の持ち主で、卑怯な戦法も辞さずに戦うとされる。

阿呆払い(あほうばらい)とは

意味:恥辱刑裸にして割り竹で身体を叩いたり、古着を着せたりして恥を感じさせる追放刑。江戸時代に執行された。

ニーリングバスとは

意味:乗降時に傾くバス バリアフリーバスのひとつ。車高調整機能付のエアサスを操作して、歩道側の車高を10センチ程度下げて地面との高低差を少なくする。乗降はしやすくなるが、車内にいる乗客はバス停に停車するたびに不安定になる。

遊冶郎(ゆうやろう)とは

意味:堕落した遊び人 「冶」は溶かすという意味。遊び呆けて財産を溶かして身を持ち崩す放蕩者。

不如意(ふにょい)とは

意味:思い通りにならないこと 「如意」は思い通り。手元不如意と言えば金欠のことを指す。

閻魔帳(えんまちょう)とは

意味:罪科などを記す帳面。 俗語で教師のメモや警察の記録のことを言う。中国では凶悪な人を閻王という。

方違え(かたたがえ)とは

意味:迂回 目的地が禁忌の方角にあたる場合、いったん別の方角に赴いてそこで泊まり、改めて目的地に出発すること。

ファルマコンとは

意味:両面価値 ひとつの物質が毒にも薬にもなること。酒は百薬の長と言われるが多量に飲めば害を及ぼす。絶対的な性質はなく条件によって変化するものである。

クロスシートとは

意味:電車で進行方向または逆に向いて座る座席 対義語はロングシート。混雑時間帯にクロスシートで、混雑緩和時間帯にロングシートで運行する電車もある。ロングシートの数が偶数のため他の乗客と隣り合わせで座る確率が高くなる。

【中国語】麻吉(má jí マチ)とは

意味:仲間 英語のmatchから。気の合う親友。キモサベ。

文弱(ぶんじゃく)とは

意味:ひ弱なガリ勉 文武両道が推奨される時代において極端に学問や芸事に傾注すること。武の道を心得ないばかりにその才能を発揮できずに没することもある。

亀る(かめる)とは

意味:四輪自動車の底部が地面に引っかかり動けなくなる 車高を極限まで下げた車によく見られるトラブル。車体の底部が地面に突き上げられた格好となり駆動輪がグリップを失ってスタックする。

崩壊戦略(ほうかいせんりゃく)とは

意味:人生の成功度をたったひとつの尺度で測る戦略 たいていの人は持っているお金の多寡で成功度を測る。これは人間関係など他の尺度を崩壊させても構わないことを意味し、非常にストレスの溜まる戦略である。