俺の国語辞典

辞書好き。気になる言葉のメモや思考の記録です。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

希死念慮(きしねんりょ)とは

意味:何となく死にたい気持ち 漠然とした不安に包まれて、生きることの違和感を覚え、自分が存在しなかったらいいのにといったある意味現実離れした捉えどころのない妄想のこと。積極的に自殺を遂行しようとする自殺願望とは区別される。

油口(あぶらぐち)とは

意味:べらべらとしゃべる口 油のようにべとべと絡みつくしゃべくり。早口であるがゆえに日本語なのにリエゾンが生まれる。ゾーンに入った漫才師のしゃべりに見られる。

【造語】キセル思考(きせるしこう)とは

意味:理屈を知ろうとせず原因と結果だけを暗記しようとする思考 思考の癖のひとつ。なぜそうなるのかロジックを理解することはぜず、単に原因と結果だけを知ろうとする思考。理解ではなく丸暗記なので当然ながら応用が利かない。ただ、知識の習得にかかる時…

自動車(じどうしゃ)とは

意味:自動運転カー AIが運転を制御する自動運転技術の備わった車のこと。一方で人間が運転するマニュアル車は「手動車」、オートマ車は「半動車」と呼ぶなどレトロニムが生まれることが予想される。

懐手をする(ふところでをする)とは

意味:人任せにする 自分の手は引っ込めて、人がやるのを見ているだけの状態。拱手傍観。和服を着たときに両手を懐にすぼめて手を出さないことから。坂本竜馬の銅像で有名なポーズ。

姿焼き(すがたやき)とは

意味:準備したにも拘らず活用されなかった状態 準備万端で事に臨んだのに当てが外れて無意味になること。一般的には包まれるように装着するものがこの語の対象となる。たとえば、おしゃれなレインブーツを履いて出社したが雨が降るどころかカンカン照りに晴…