俺の国語辞典

辞書好き。気になる言葉のメモや思考の記録です。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

フードファディズムとは

意味:ある食品の体への影響を過剰評価すること 科学的根拠もないままに特定の食品を摂取するだけで健康を害する、あるいは逆に健康を促進するなどという誤った偏見を持つこと。一見それらしい因果関係が示されるがデータが不十分なので信憑性に欠ける。ただ…

共有地の悲劇(きょうゆうちのひげき)とは

意味:みんなで共有しているものは大事に扱われないこと 所有者が自分ひとりであれば大事に使って価値を損なわないようにする一方で、所有者が増えれば増えるほど、その価値を損なっても自分にその不利益が及ぶ割合が少なくなるので、大切に扱うモチベーショ…

過学習(かがくしゅう)とは

意味:丸暗記 問題と回答を意味も理解せず機械的に結びつけて覚えること。同じ問題に直面すれば100パーセント正答が得られる。しかし応用問題には当然ながら対応できない。人が生まれてから母国語を習得する時、単語や文法を理解する前にまずはその言語を構成…

土管化(どかんか)とは

意味:通信事業者が回線の提供しかできなくなること 本来、通信事業者は回線のみならず端末やコンテンツにまでサービスを広げ収益の多角化を図りたい思惑があるが、それぞれの分野で協力なプレイヤーが立ちはだかるが故に事業領域を拡大できず回線提供に甘ん…

煽り歩行(あおりほこう)とは

意味:他人を威嚇したり妨害しながら歩くこと。 狭い通路で自分と同じ進行方向の先行者が遅く、追い越せない不快感の意思表示として行われやすい。主な煽り行為は背後にベタ付け、足をふみ鳴らす、聞こえよがしに舌打ちやため息など。また、対面通行で体をか…