俺の国語辞典

辞書好き。気になる言葉のメモや思考の記録です。

【造語】親務(しんむ)とは

意味:双方の親が負う責任

親権の対語。親権が子供の視点を欠いた親同士の争いの種となり、親権争いという言葉まである現状で、双方の親が子供に対して等しく扶養する義務を持つという新しい考え方。離婚した元配偶者と子供とを面会させないために、人権保護命令やDV防止法による保護命令などを本来の主旨とは違う形で適用し単独親権を正当化する手法がある。親務にはこうした親子の引き裂きを是正する思いが込められる。