俺の国語辞典

辞書好き。気になる言葉のメモや思考の記録です。

共有地の悲劇(きょうゆうちのひげき)とは

意味:みんなで共有しているものは大事に扱われないこと

所有者が自分ひとりであれば大事に使って価値を損なわないようにする一方で、所有者が増えれば増えるほど、その価値を損なっても自分にその不利益が及ぶ割合が少なくなるので、大切に扱うモチベーションが下がる。所有者が各々自己の利得を最大化する行動を取ると所有物の価値を毀損するような使われ方となり結果的に価値が下がることを説いた経済用語。