俺の国語辞典

辞書好き。気になる言葉のメモや思考の記録です。

【造語】コップの中の権威(こっぷのなかのけんい)とは

意味:実力のない者が居丈高に振る舞うこと

俗に言う「老害」の迷惑行為を指すときに使われる。出世レースで頂点に立てなかった凡百の有象無象が何の権威も持たぬまま晩年を迎え、社会が自分を権威者として扱ってくれない現実を目の当たりにする。そこで感じる認知的不協和をお手軽に打ち破るべく店員など服従させやすい立場の人間に威圧的に振る舞う。表面上は権威があるように見えるがその実、ただの空威張りに過ぎない。