俺の国語辞典

辞書好き。気になる言葉のメモや思考の記録です。

フードファディズムとは

意味:ある食品の体への影響を過剰評価すること

科学的根拠もないままに特定の食品を摂取するだけで健康を害する、あるいは逆に健康を促進するなどという誤った偏見を持つこと。一見それらしい因果関係が示されるがデータが不十分なので信憑性に欠ける。ただ、健康に悪影響があるかもしれないと言われればとりあえずリスク回避の行動を取る人が多く悪い情報ほど広まり定着しやすい。

共有地の悲劇(きょうゆうちのひげき)とは

意味:みんなで共有しているものは大事に扱われないこと

所有者が自分ひとりであれば大事に使って価値を損なわないようにする一方で、所有者が増えれば増えるほど、その価値を損なっても自分にその不利益が及ぶ割合が少なくなるので、大切に扱うモチベーションが下がる。所有者が各々自己の利得を最大化する行動を取ると所有物の価値を毀損するような使われ方となり結果的に価値が下がることを説いた経済用語。

 

 

過学習(かがくしゅう)とは

意味:丸暗記

問題と回答を意味も理解せず機械的に結びつけて覚えること。同じ問題に直面すれば100パーセント正答が得られる。しかし応用問題には当然ながら対応できない。人が生まれてから母国語を習得する時、単語や文法を理解する前にまずはその言語を構成する音とそれ以外の音を聞き分ける過学習が行われる。人工知能の分野で用いられる場合は、教師データ(模範解答)を汎化(抽象化)せず絶対的な正答として重度にパラメータを割り振ること。

土管化(どかんか)とは

意味:通信事業者が回線の提供しかできなくなること

本来、通信事業者は回線のみならず端末やコンテンツにまでサービスを広げ収益の多角化を図りたい思惑があるが、それぞれの分野で協力なプレイヤーが立ちはだかるが故に事業領域を拡大できず回線提供に甘んじる状態を指す。広義に事業領域を拡大できずコアサービスのみを細々と提供せざるを得ない経営状態になること。

煽り歩行(あおりほこう)とは

意味:他人を威嚇したり妨害しながら歩くこと。

 

狭い通路で自分と同じ進行方向の先行者が遅く、追い越せない不快感の意思表示として行われやすい。主な煽り行為は背後にベタ付け、足をふみ鳴らす、聞こえよがしに舌打ちやため息など。また、対面通行で体をかわさず突っ込む当たり屋的な歩行の事例も。トラブルに発展することを見越してあらかじめ相手の体格や反社会的なシンボルの有無、置かれている立場を値踏みして選別して行われる。